クロール頻度の確認とクロールの統計情報の意味

Google Search Consoleの「設定」の「クロール」の「レポートを開く」をクリックすると、「クロールの統計情報」が確認できます。

「クロールの統計情報」の数値を見ると、何回Googleにクロールされたかクロール頻度が分かります。更新頻度が多くアクセス数が高い人気のサイトほど、クロール頻度が高くなります。

「ホストのステータス」はサーバーに問題がある場合にエラーになります。エラーが多い場合はサーバーが安定して無いので、サーバーを変えた方がいいかもしれません。

「クロール リクエストの詳細」は「レスポンス別」「ファイル形式別」「目的別」「Googlebot タイプ別」の4つに分かれています。

分類のおおよその目安です。Googlebotは種類ごとに分かれていますが、情報を共有しているので「目的別」「Googlebot タイプ別」は全てに当てはまります。
レスポンス別ファイル形式別
OK(200)HTML
画像
JavaScript
JSON
シンジケーション
一時的に移動(301)
一時的に移動(302)
Not Modified(304)
その他のファイル形式
見つかりませんでした(404)
その他のクライアント エラー(4XX)
ページアクセス エラー
不明(リクエスト失敗)

「レスポンス別」の「OK(200)」のものが更新やインデックスされるものです。

HTMLと画像とJavaScriptの実行結果などが合わせて1つのページとしてGoogleに記録され、Google検索の対象になります。画像やJavaScriptの少ないページの方がクロール頻度が低くてもいいので、クロールされたときに更新やインデックスされやすくなります。

「一時的に移動(301)」「一時的に移動(302)」「Not Modified(304)」など300番台は問題ありませんが、「見つかりませんでした(404)」や「その他のクライアント エラー(4XX)」などの400番台のエラーがあると、エラーサイトと思われクロール頻度が低くなります。

400番台のエラーの場合は「.htaccess」ファイルや転送設定などでurlを転送して「一時的に移動(301)」にするか、「robots.txt」ファイルを使って、Googlebotがそのurlにアクセスできないようにした方が良いです。
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